14(いし)の自叙伝

日々の悩み事の解決策を模索した記録

ただの妄想

肉体労働はロボット。

知能労働はAI。

 

そんな未来が本当に来たら多くの人間は必要なくなるだろうな。

 

人間らしくない仕事はロボットやAIに任せて、人間はもっと人間らしい仕事をすればいいという意見も聞くけど僕はその「人間らしい仕事」っていうのができる人がはたしてこの世どれだけいるのか大いに疑問だ。

 

サルトルの言うとおり大部分の人は自由からの逃走を行って何かに支配されたがるはずだと思うんだ。

 

でも支配されるってことは支配するメリットがあるはずだけど、ロボットやAIが出てきたらはたして人を支配するメリットはあるのかな?

 

支配するメリットのなくなった多くの人は行き場を失うだろう。

何人かは自分らしさや「人間らしい仕事」とやらを見出して生きていくんだろうけど、大多数の人間には無理だろう。

 

そういった大多数の人の受け皿になるのが仮想現実になるような気がする。

マトリックスの世界のようにカプセルにつながれて、偽者の世界を今のように生きる。

 

一部の富裕層やクリエイティブな人は現実の世界を生き、残りの凡人は仮想現実を生きる。

 

そんな未来が来る予感。

 

もしかしたら今この現実も実は「現実世界」を生きられなかった僕の仮想現実なのかもしれない。