孔子に励まされたという話
こんにちは。14(いし)(@faictateto)です。
前回の記事で般若心経をきっかけに仏教関連のサイトをながめていましたら、孔子にいきあたりました。(東洋哲学つながり)
高校の古文漢文の授業がとても嫌いだったので、孔子については昔の中国の偉い先生くらいの認識しかなかったのですが、この人すごいですね。
ここまで世界的に有名なのだから若い頃からバリバリのスーパーティーチャー的なのを想像していたのですが、この人が活躍したのはほんの一時みたいですね。(ここまで有名になったのは死後)
孔子が生きていた時代は春秋時代末期で後に戦国時代に突入してしまうような時代でした。
戦国時代に入って人が殺しあうような時代に突入する直前の時代なので、きっと当時の人々(というより権力者?)はもっと金が欲しい、もっと権力が欲しいと考えていたことが伺えます。
きっと、どうしたら金を手に入れられるか、権力を手に入れられるか、周りを出し抜けるかで頭がいっぱいだったことでしょう。
しかし、そんな中孔子が語ったのは今でいう道徳なわけですよ。
(例えば「自分がされたくないことは、人にはするな」とか、「相手を思いやってこその礼だ」とか)
やばくないですか?周りはどうやって他人を出し抜こうか(悪く言えば騙したり、陥れたりしようか)って考えている中道徳を説いてまわったわけですよ。
なんだか、職場で理想論を語る誰かさんを思い出してしまいました。
孔子は子供のころに父親をなくし貧乏で、生きるためにはなんでもやったというほど苦労したようです。
母子家庭育ちでそれなりに貧乏だった私とも通じるところがあり、なんだか親近感が沸いてしまいました。(孔子からしたら一緒にするなと怒られそうですが。)
貧しくてもやれることをやってそこから学ぶ、世間の常識が自分の主張と真逆でも諦めずに説得しようとする。
そんな強い生き様を見て、とても励まされましたというお話でした。